自分の赤ちゃんや家族のために保存する民間バンク

将来に備えてご自身の赤ちゃんや家族のためだけに、臍帯血を保管するのが民間バンクです。

公的バンクのように「臍帯血を寄付して、世の中のために使って欲しい」という妊婦さんがいらしたとしても、民間バンクでは、採取・保管の方法が少しずつ違いますので、バンク間の行き来は不可能となっています。つまり、寄付が目的の場合は、公的バンクのみが選択肢となるわけです。

民間バンクは完全にプライベートな利用を目的にしたものですので、臍帯血の採取と保管には費用が必要となりますが、将来的には血液の病気以外にも、各種がんや糖尿病の治療、または心筋、血管、中枢神経などを幹細胞で創製する「再生医療」への応用が期待されており、民間の臍帯血バンクの利用率は今後さらに高くなるものと思います。

採取にかかる時間はほんの数分で、痛みもありませんし、赤ちゃんやお母さんに危険もありません。一生に一度の臍帯血を、赤ちゃんに残しておけば、その安心感は代えがたいものがあるでしょう。